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嚥下困難、嚥下障害を改善する方法?(誤嚥性肺炎を防ぐには)

[2025.10.07]

 「誤嚥性肺炎」という病名をお聞きになられた方もあるかと思います。高齢者が肺炎をきっかけにお亡くなりになられることもありますが、その原因として細菌感染で起こる普通の肺炎以外に、食べたものが気管や肺に入ってしまい、そのためになる肺炎「誤嚥性肺炎」というものもあります。当たり前ですが、誤嚥しなければ「誤嚥性肺炎」にはなりません。

 「嚥下障害」については、耳鼻咽喉科頭頚部外科学会のホームページの「嚥下障害 嚥下障害の症状と原因、そして対応と治療について」こちらに詳しく書かれていますので一度お読みいただければ幸いです。その中にも書かれていますが、高齢になられるほど死因として「肺炎」が占める割合が多くなり、その中でも高齢者になればなるほど「誤嚥性肺炎」を発症することが多くなります。

 

 では、どのようにすれば「誤嚥」が少なくなるのでしょうか。先ほど挙げましたホームページのなかにも、対処方法などが書かれていますが実践が難しいように思えるものもあります。

 

 そのような中でこれまで何回かご紹介してきた歯科医師である西島明医師が書かれた「金と銀で癒す移し身療法  歯医者さんが見つけた不思議な療法」という本の中に「嚥下障害」という項目があります。

                                                                             

 

 

 

そこには「左手の中指に、上図のような図(絵?)を銀色のマジックで描くとよい」と書かれていました。しかし指には細かくて書きにくいうえに、せっかく描いても手を洗う機会も多くすぐ消えてしまいがちです。そこで考えて、指の代わりに「のどから胸」にかけて、同じ図を大きく描き様子をみさせていただくように患者さんにお願いしました。(下図参照)

 

 そうしますと効果を示された患者さんがいらっしゃいました。

 

 

 一人目は当院へ来院されている患者さんのお母さんで、食事をするときにむせることが多く、時には食べたごはん粒が鼻から飛び出すぐらいだったようです。その方がこの図を胸に描いたところ、ほとんどむせなくなったそうです。私はその方を全く存じあげませんので、それ以上の詳しいことはわかりませんが、とても喜んでいただきました。

 

 それ以外にも当院通院患者さんでも「ほとんどむせなくなった」とおっしゃられる方もあります。

 

 このようなことで「誤嚥性肺炎」を引き起こす可能性を少しでも少なくすることができればうれしい限りです。この方法を見つけていただいた西島先生に感謝いたします。

 

追記(2025.10.25)

 上記の患者さん(のお母さま)ですが、これまで何度か誤嚥性肺炎を引き起こされていたそうですが、描き始めてから約6か月間、肺炎にはなっておられないそうです。

 

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