痛風発作風とカラーと数字
50歳台男性のお話です。
1週間前ぐらいから、両足の親指の付け根付近の側面や足裏側が痛むとのことで来院されました。この方はこれまでも1年に一度ずつぐらい足の指の痛みを訴えられ来院されていました。ちなみに尿酸値は正常を少し上回る程度で、尿酸を下げる薬を日頃服用されていません。今回も歩くのがすこし辛そうでした。
以前は足の親指の付け根の背側が赤く腫れて痛んでおられることが多かったのですが、今回は指の側面、底面の方が痛むものの発赤もほとんど認められない、かつ両足(これまではどちらかの片足)ということで少しこれまでとは違った様相でした。
あまり腫れてもおらず、赤くもないということで「刺絡をするのがいいのかどうか」少し考えました。
そこで最近よくさせていただいているカラーのマジックで患部に数字を描くということをまずしてみることにしました。反応のあったのは「白」で「-3」でした。描いてみますと痛みは1分以内に半分以下になりました。
まだ痛みは残っていましたので刺絡もその後させていただきましたが、「マイナスの数字にも何か意味があるだろう」と考えさせられた症例でした。
(追記)2025.6.23
上記の患者さんが約2か月ぶりに、今度は両足ではなく左足の親指の付け根付近が痛むとのことで来院されました。今回は前回よりもその部分の赤みや熱感がはっきりしませんが、歩くと痛むそうです。そこで今回も色と数字を診てみました。
そうしますと「金」で「2」でした。
そこで「痛い」といわれる場所に描きましたが「まだ痛い」といわれます。「まだどこが痛みますか」と尋ねると「ここです」と数字の描いていない親指の爪の付け根のあたりを指さされました。そこでその場所の反応を診ますと「金」なのですが数字は「-1」でしたので描き加えました。
さらにお尋ねすると今度は「先ほど描いた場所の裏側(足底側の親指の付け根)あたりにまだ痛みが残る」とのことでした。すると今度は「金」ですが「-5」です。
このような経過で「金色」で「2」「-1」「-5」と描いた結果痛みはほとんど消失しました。「+」だったり「―」だったり、なぜそのようになるのでしょうか。さっぱりわかりません。しかし「痛みがなくなった」と言われて患者さんがお帰りになられたのは事実です。不思議です。
