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若い女性の子宮筋腫について

[2019.08.30]

 本日、定期的に受診されている30代の女性の患者が来院されました。以前は冷えや肌荒れなどに非常に困っておられましたが、最近は調子がかなり良いとのことでした。しかし、これまでお聞きできていなかったことでしたが、「子宮筋腫がたくさんある」とのことで、「ホルモン剤を飲み月経を止めることにより子宮筋腫を小さくする」ということを婦人科の医師から勧められたとのことでした。

 

 以前のブログでも書きましたが、しかるべき年齢の女性は月経が規則正しくあることにより、その結果赤ちゃんが授かる可能性があるわけです。今は赤ちゃんを授かることを希望されていませんが、一時的にでも月経を無理やり止めて、いざ赤ちゃんが欲しいと思われたときにうまく授かることができるのでしょうか。

 

 私はこのような方に対しても、「どんな方法でもいいので何とかならないか」と考え、それが副作用もなく、さらに高額でなく、その方法がエビデンスといわれる、研究により効果が今現在示されていない方法でも提案できればよいと考えています。いろいろと調べていきますとそのような方法がでてくることがあるのです。この方にもある方法をご提案し、ご了解をいただきましたので、子宮筋腫に対してしばらくお薬に頼ることなく治療を試みようと思います。うまく効果が出て、子宮筋腫が小さくなれば嬉しい限りです。

 

 この頃は人工授精や体外受精など、不妊治療を受けられておられる方も多いです。人口減少が叫ばれる日本の現状において、健やかな赤ちゃんがたくさん誕生されることを切に願います。

 

追伸;治療を継続していますが、最近は月経痛も少なくなり、また月経時のそれ以外の不快な症状もあまり認めなくなったそうです。

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