顔面が腫れぼったくなった一例
ある日「2日前からの顔面の腫れぼったさ」に気付かれた定期通院されている80歳台の患者さんが来院されました。
確かにいつものお顔つきとは違います。頬の付近を中心に上まぶたなども腫れぼったくなっています。少し赤みも伴うようです。痛みはないですが、腫れているところは痒みがあり、徐々に増強しているそうです。
まずこのような状態になった原因ですが、日頃から「白内障に対する目薬」を点眼されており、これにかぶれたのではないかと推測しました。しかし目薬の種類は最近変わったことはないようで、この目薬が原因だと断定することはできません。原因究明は難しいです。
治療としてはまず腫れているということから、その部に気(陽)や血液、その他の液体(陰)が滞っていると判断し、顔にはすべての経絡が関与しているので井穴刺絡(手足の指の先 併せて24カ所)をしてみました。足から行い、次に手をしてみました。そうしますと足をするだけで顔面の腫脹はやや軽減し、続いて手をするとさらにましになりました。赤みも少なくなりました。ただ、まだ不十分でいつものお顔とは違います。ご自身が手で顔を触れられても「いつもの感じとはまだ違う」とおっしゃられます。
そこで次にお顔に反応する「色」「数字」を調べて、その色のライトを当ててみました。(10分間) その結果さらにむくみは軽減したようです。そしてその日はむくみに対する漢方薬とステロイド軟こうをお出ししてお帰りいただきました。
その後来院されたときに経過をお聴きしましたところ、順調に回復されたようで、元のいつものお顔に戻っておられました。ステロイド軟こうが効を奏したと考えることもできますが、軟膏を塗る前に軽快傾向であったことから、井穴刺絡やライトを当てたことも速やかに改善することに寄与したと考えています。
