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「尋常性乾癬」の治療

[2021.08.18]

 私は皮膚科医ではありませんが、ときに手足などに「尋常性乾癬」と思われる湿疹がある方に出会うことがあります。この皮疹はときに難治であることもあり、患者さんが精神的にしんどくなってしまうような場合もあるようです。

 

 

 原因は今のところはっきりとは解明されていません。そのような中で、塗り薬を中心に治療が行われているのが現状かと思います。ときには内服薬をお飲みいただいたり、紫外線を患部に当てるような治療法、重症例では生物学的製剤というお薬も使われているようです。もちろん、私はこのような難しい治療法を専門でもありませんので患者さんに提案したこともありません。

 

 発疹の出ている場所によっては目につくこともあり、夏でも長袖を着られている方もいらっしゃいました。暑いときには大変だろうと想像します。

 

 そのような患者さんに対して、これまでの「疾患に対する院長の独り言」の「帯状疱疹(帯状ヘルペス)発症時の治療、その後の痛み(ヘルペス後神経痛)に対する治療について」の中に書きました、「刺絡療法」という方法を行ったことが数例あります。皮疹の出ている部位に鍼を刺して、出血させるわけです。たくさん出血する場合もありますが、あまり出ないときもあります。

 

 何度か日にちをあけて複数回行いましたが、だんだん皮疹が剥がれてくるような感じで軽快していきました。この結果をみると、尋常性乾癬という病気は、その部で血液などが滞って発症していると考えるのがいいのかと思います。刺絡療法というのは少々の痛みを伴いますが、簡便で安全で安価な有益な治療法です。それだけにこの療法でたくさんの方が快方に向かっていただければと思います。

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