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子宮脱、脱肛(肛門脱)について

[2021.08.20]

 子宮脱や脱肛といわれる病気の方に出会います。脱肛は当院でも比較的若い年齢の方、40歳前後でもいらっしゃいます。(子宮脱は当院では高齢の方です) いずれも日常生活に不快感を伴うものだと思います。

 

 治療としてはお薬などは特になく、日常生活の改善であるとか、器具を使うとか、ときには手術をされる方もあるようです。その結果、うまくいっておられる方はそれでいいと思います。一方何もできず、困っておられる方もいらっしゃるかと思います。

 ご年齢とかその他の状況でこのような方々に対して何かできないか考えて、実行していることがあります。その方法は、左の足の中指にマジックで矢印を描くという方法です。こんなことで「うまくいくわけはない」「怪しすぎる」と思われるのは当然かもしれません。ですが、困っている方をなんとかできれば私としてはうれしい限りです。

 

 

 

 

 この図では、青色のマジックで描いていますが、実際は一番その方に最適な色のマジックで描くようにしています。しかし最適な色を見つけるには少し訓練が必要で一般的ではないので、とりあえずは手持ちのマジック、黒でも赤でも何でもいいので描いてみてください。「矢印を描く」ということに意味もあるようで、最適な色のマジックで描くことがベストかもしれませんが、矢印だけでも効果が出る可能性があります。もし複数の色のマジックがあれば、いろいろと試してみてください。最近では100円ショップで、いろいろな色が入ったマジックのセットが売られていますので、可能ならいろいろな色で試してみて、どの色がいいか探ってみてください。ただし、日によって適切な色が変わる場合もあるようです。ですからうまくいっている場合でも、ときにどの色がいいか試してください。

 

 なぜ左足の中指に描くのかといいますと、左足の中指は、体の躯幹(頭と手足を除いた胴体部分)を反映していると考えられ、子宮があるような場所から矢印で躯幹の上方へ引っ張り上げるというイメージです。ちなみに足の裏側はお腹側、爪のある表側は背中側を反映するとされています。

                                                     

 

 もっとも下図のように、下腹部、臀部に直接矢印を描かれても効果はあるかもしれません。ただし、これでは自分でできないかもしれませんし、少々大変です。

 

 

 

 矢印は太く大きく描いた方が効果的とされていますので、あまり効果がない場合はそのように一度試してみてください。上図ではおへそあたりまでしか描いていませんが、下図のようにさらに上に、さらに太く描くといい場合もありそうです。そういう点でも足の指に描く方が簡単で、うまくいかなかった場合に消す手間もあまりありません。

 

 こんな方法ですが少なくとも2人の子宮脱の方が、「これまで始終器具を使わなければ脱出していたのが、器具を使わなくても大丈夫な時間が増えてきた」と言われます。でも、数時間です。全く気にならなくなっていただけるように、なにかできることがないか、さらに今後も考えていきたいと思います。

 

 脱肛の方も同じ理屈で改善できるかと期待しているのですが、現在のところ残念ながらあまり効果のある方はいらっしゃいません。

 

 人間の身体の不思議さには驚きます。

 

(追記)2021.10.1

 上記の方法で子宮脱に対処している二人の方から、興味あることをお聞きしました。

①矢印を描いていいないと、頻尿になる。

②矢印を描いていないと、便秘気味になる。

 なぜ、①②のようなことが起こるのかを考えてみました。上図のように、女性は前から膀胱、子宮、直腸の順で並んでいます。もし子宮が下に下がる(子宮脱が悪化する)場合、前の方に下がると膀胱、尿道を圧迫し頻尿になったり、逆に直腸側に下がると直腸部での便の通りが悪くなり便秘になるのではないかと思うのです。これらの症状が、マジックで描いていないときに起こりやすいということは、マジックで描くことに子宮脱を改善させる効果があるのではないかと思わせる客観的な事象かと考えます。

 

 

 

 

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