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変形性膝関節症に対しての人工関節置換術後の足の曲がりにくさ、不快感、痛み

[2022.04.06]

 定期的に来院されている方が、変形性膝関節症のために両膝関節を人工関節に入れ替える手術後初めて来院されました。手術後は病院でしばらくリハビリを受けられていたようです。

 

 私は知らないことでしたが、大腿部(太もも)の部分を何かで強く巻いて手術が行われたそうです。最初に手術を受けられた右足の大腿部の手術後の痛みは消失されていましたが、後で手術を受けられた左足の大腿部には痛みとは違った違和感というようなものが残っていると訴えられましたが見た感じ、その部分に発赤や熱感などなく、左右差もありませんでした。

 

 そこでその部分をこれまでにも何例かご紹介していますように、Oリングテストを使って「どの色に反応があるか」チェックしてみました。すると「白色」に反応がありましたので、反応があった部分に白のマジックで斜線を引いてみました。もっとも反応のあった場所は、違和感を訴えられる場所とは少し離れていました。(違和感のある場所(緑色の斜線部分)には反応を見出すことはできませんでした)

 

 さらに両膝の曲がりにくさをご本人はあまり自覚されていないようでしたが、これまでの経験から「金銀で描く」と何らかの改善が見込まれると思いましたので、描かせていただきました。

 その直後歩いていただくと、大腿部の違和感は消失し、さらに膝の曲げ伸ばしががスムースになったためか、「全然違う」といってスタスタと歩いてお帰りになられました。

 

 金銀のマジックで描くことはご自身で行っていただくことができますし、色が違っても斜線を描くことが何らかの変化をもたらす可能性もあり、この記事が膝の手術後で困っている方の福音になれば幸いです。(万が一悪化すれば速やかにマジックを消せば元には戻ると思います。)

 

 このような方法をお教えいただいた西島明先生にこの場をお借りしお礼申し上げます。

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