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刺絡と色、数字(不思議な現象)

[2025.02.15]

 90歳台の女性のお話です。この方はこれまでに、足首などが赤く腫れて、その部に熱を持つようなことが、3度ぐらいありました。(右であったり、左であったり、場所も微妙に変わります。) そういうときにこれまでは足の井穴刺絡をするとともに、腫れている部位も刺絡し、ある種の漢方薬をお飲みいただいて数日で改善していました。

 

 その方が今回は「左膝周囲が赤くなり、熱を持ち腫れてきて痛む」とのことで来院されました。今回もこれまで同様の方法を行おうと考えましたが、その前に問題になっている膝に対して、どの色、どの数字に反応があるのかチェックしてみました。結果「赤」「4」というものに反応を認めましたので、刺絡の後にそれらを膝に描こうと考えていました。

 

 刺絡を行いますと、患部の熱感や発赤も軽減し、ご本人も「痛みが軽減した」といわれましたが、先ほど反応があった「赤」「4」をマジックで描きさらなる改善を目指そうとしましたが、その時にはもう「赤」「4」に対する反応はなくなっていました。

 

 これにはびっくりしました。「刺絡療法」と「『カラー』『数字』を用いる療法」との間に何らかの関連性があるからこそこのようなことが起こったと考えます。不思議なことです。どこで結びついているのでしょうか。

 

(追記)2025.2.19

 上記の患者さんが本日1週間ぶりに来院されました。左膝の痛みは半分以下になり、見た目には発赤、腫脹はなくなっていました。この状態で左膝に反応する色、数字をチェックしましたところ「オレンジ」「9」に反応があり、痛みが完全にはなくなっていませんでしたので、前回同様まず刺絡しました。その後「オレンジ」「9」でチェックしたところやはり反応がなくなっていました。

 

 これを書いているときにふと気づきました。ひょっとしたら刺絡後には反応する「色」「数字」が変わっているのかもしれません。後日機会がありましたら検証したいと思います。

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