小児へのコロナワクチン接種について
第7波のコロナウイルスが流行しているとされる今日現在です。感染者数はこれまでで一番多いとされています。そのこともあってか、ワクチン接種をより勧めるような情報が多くみられます。そのなかで、「日本小児科学会は、5-17歳のすべての小児に新型コロナワクチン接種を推奨します」というような発表がありました。
日本小児科学会のホームページを読みますと、
「新型コロナワクチン~子どもならびに子どもに接する成人への接種に対する考え方~(最終改訂2021年11月)」、「5~11歳小児への新型コロナワクチン接種に対する考え方(最終改訂2022年3月)」を発出した当初から現在にかけて、新型コロナワクチンに関する有効性と安全性に関する情報が多く蓄積されてきました。特に、小児におけるCOVID-19の重症化予防に寄与することが確認されたことをふまえ、メリット(発症予防や重症化予防等)がデメリット(副反応等)を更に大きく上回ると判断し、健康な小児へのワクチン接種は「意義がある」という表現から、「推奨します」という表現に変更する方針としました。
以上「日本小児科学会ホームページより」
と書かれていますが、私は「安全性の解釈に大きな問題がある、あるかもしれない」と思っています。現在までに分かっている安全性にはたとえ大きな問題がないとしても、今後、若いこれからの世代の子供たちが一生背負っていかなくてはいけないような問題が出てくるかもしれないことを決して否定できないにもかかわらず、簡単に推奨していいのでしょうか。次なる世代に問題が起こるかもしれませんし、もし不妊傾向が強くなるなら次なる世代もないわけです。安全性というのは、これまでだけでなくこれからも保証されなくてはいけないと思います。5年後、10年後の安全性は今日現在ではわからないと思います。理屈通りにいかないことはたくさんありますし、将来「想定外だった」なんていう言葉を聞きたくもありません。
若い世代でワクチン接種後に極めて短時間にお亡くなりになられた方があるのは事実です。たまたまかもしれませんが、たまたまでなくワクチンの副反応と考えなくてはいけない場合もあると思います。ワクチン接種が理由でお亡くなりになられたということを証明することは難しいことかもしれませんが、いずれにしても残されたご家族にとっては大事なご家族がお亡くなりになったという事実は残ります。
ある方から教えていただいた言葉があります。「コロナにかかって死んでしまったら天災で、コロナワクチンで死んでしまったら人災だ。」このことを聞いて私はとても考えさせられました。「みんながワクチンをするから自分もする」ではなく、今一度よく考えていただければ幸いです。
追記(2022/9/27)
先日、超党派の国会議員の方々によって、小児のワクチン接種の努力義務を撤回するように働きかけることがあったようです。
子供へのワクチン接種の「努力義務」撤回と5歳未満の子どもへの接種の見送りを超党派議連が要望|子どもへのワクチン接種を慎重に考える会(JACVC)のプレスリリース (atpress.ne.jp)
こういうことから、世間の対応が少しでも変わることを期待します。