30年以上、上を向いて横になると足を伸ばせなかった足が伸ばせた
40歳代の女性のお話です。
漢方薬をお出しする際に「腹診」という診察手段があります。その方法とは、ベッドに上を向いて膝を伸ばして横になっていただき、お腹を触らせていただくものです。(西洋医学でもお腹を触って診察させていただくことはありますが、大きな違いはこの際は軽く膝を曲げてさせていただきます。) ところがこの女性は腹診をさせていただこうとすると「膝が伸ばせない」といわれるのです。それも中学3年生ぐらいからでかれこれ30年にわたってです。そのため夜に寝るときも、横を向いてしか眠られないそうです。
そこで体の色、数字に対する反応を診てみました。そうしますと首筋から臀部にかけて、また下肢の後ろ側(臀部の下から太ももの裏側、ふくらはぎ、アキレス腱付近にかけて「黒色」と「1」に反応がありました。
結果は写真の如くです。びっくりです。この30年間は何だったのでしょうか。マジックで描いただけなのに。
親指の足背側が右足の太ももの裏からふくらはぎにかけて、小指が左足の同部位、中指の足背側が背中全体を反映していると考えて、
「黒」「1」に反応がありましたので、黒の斜線のように見えますが、「黒の1」をたくさん描いたつもりです。
(追記)2025.6.21
足が伸びるようになってから初めての再診でしたが、黒のマジックで描き続けられているようです。膝は伸びるようになったまま調子はいいようで、さらに腰痛のためにコルセットをずっとされていたのが不要になったそうです。またそのためにコルセットの部分に「あせも」がいつもできていたそうですが、それにもならずに済んでいるとのことでした。
(追記)2025.9.5
「このごろ魔法が切れた」と言われ、足がまっすぐ伸びなくなったそうです。そのためにまたコルセットをされていました。反応する「色」や「数字」が変わったのだと判断してチェックしましたところ、やはり「色」「数字」は変わっていました。が前回ほど劇的に効果は出ませんでした。足はまた延ばしやすくはなられましたが万全ではありません。
さらに追及していきたいと思います。
