病気を治す、状態を改善させるための手段はお薬、注射だけではありません
大学で医学を学び始めてから、また医師となって日常臨床で患者さんの診療に携わってから、病気を治す手段は(西洋)薬、注射、ときには手術しかないと教えられてきたように思います。(リハビリなどもありますが)
そのためそういう考えで長くいましたが、それではなかなかうまくいかないという現実に直面し、苦しんでいる自分がありました。そのような中で見つけたのが「漢方薬」で、その結果、それまではどうして差し上げればよいかわからないときでも、対処法を見つけることができるときが増えました。それは医師として大きな喜びでした。
現代はインターネットの普及もあり、いろいろな情報を手に入れることができます。積極的にいろいろと探していると、いろいろな手法があることに気づきます。もっともそれを実践するには、私には無理であるような方法もありますが、簡単に取り入れることができるものもあるのです。またそれらの効果にびっくりすることも多いのです。そしてそれらには、お薬や注射と違って副作用がほとんどないと思われるものもあります。なぜなら、お薬のように体の中に入れる必要がないからです。また、それらはあまりお金がかからないときも多いです。
私の目指すところは、どんな手段を使ってでも「なんとか良くなっていただく」ことです。しかし現在の私の実力ではすべての方が快方に向かっているとはいえず、申し訳ない時も少なからずあります。